警察から銃弾60発浴びて銃殺された黒人…人権デモ拡散=米国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.05 08:18
米国で交通取締りで停止を命じられたものの逃走した黒人男性が警察から銃弾60発を浴びて即死する事件が発生し、過剰対応論争が起きている。「第2のジョージ・フロイド事件」になりかねないとの観測まで出ている。
3日(現地時間)、ABCニュースなどによると、先月27日午前0時30分ごろ、オハイオ州アクロンで交通取り締りの途中に逃走した黒人男性ジェイランド・ウォーカーさん(25)が警察8人が撃った銃に撃たれて亡くなった。アクロン警察署のスティーブン・マイレット署長は「死亡したウォーカーさんの頭部や体、足などから少なくとも60発の銃弾が確認された」とし「現場にいた警察がウォーカーさんに向かって少なくとも90発は発砲したのではないかと推定される」と説明した。
警察が公開した映像によると、ウォーカーさんは警察の停止命令に従わず、車を運転し続けた。警察との追撃戦の末に車を停めたウォーカーさんは助手席から降りて逃走し、警察は実弾を乱射した。