韓国文化体育観光部長官「BTSの兵役特例、何より国民世論が大事」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.05 07:50
文化体育観光部のパク・ボギュン長官がBTS(防弾少年団)など大衆文化人も芸術要員に編入して兵役を免除する兵役法改正案、いわゆる「BTS兵役特例法」に対して「何より国民の世論が大事だ」という立場を明らかにした。
朴長官は4日、政府世宗(セジョン)庁舎で開かれた記者懇談会で「まず兵役というのは神聖な義務だと考える。またBTSが全世界的にKカルチャーを知らせ、韓国のブランドを高めたという点、基礎芸術分野と大衆芸術の間の公平性問題など3つの側面がある」と述べた。「BTS兵役特例法」をめぐる多数の争点に言及しながらも「国民世論」に傍点をつけたわけだ。朴長官は「この問題は私たち(文化体育観光部)が主導的に進めるのではなく、このような意見をこめて兵務庁と国会に伝えている」と付け加えた。