北朝鮮黄江ダム、また無断放流…臨津江行楽客緊急避難
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.05 06:47
4日午後2時30分ごろ、京畿道漣川郡(キョンギド・ヨンチョングン)群南(クンナム)ダム周辺と下流一帯には騒がしいサイレンが鳴り、行楽客の避難を呼びかける放送が流れた。「臨津江(イムジンガン)の水位が急激に高まっているため、川の外側の安全なところに避難せよ」という内容だった。川岸で釣りを楽しんだり休んだりしていた行楽客は避難放送に驚いて川の外側に緊急避難した。
北朝鮮が黄江ダムの放流時に事前に通告してほしいという韓国側の度重なる要請にもこの日また無断放流に出たとみられる。京畿道漣川郡と漢江(ハンガン)洪水統制所などによると、臨津江最北端の南方限界線にある必勝(ピルスン)橋の水位はこの日午後1時ごろから突然上がり始めた。10分ごとに2~3センチずつ上昇し始め、午後2時30分ごろには河川行楽客の避難水位1メートルを超えた。