「22%急落」KOSPIから手を引く韓国個人投資家、売買代金20カ月ぶり最低
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.04 09:32
個人投資家が韓国の株式市場を離れている。米国発の金利引き上げと世界経済沈滞の懸念で今年だけでKOSPI指数が20%以上急落して起きている現象だ。証券市場の待機資金である投資家預託金は6カ月間で10兆ウォン減り、個人投資家の1日平均売買代金はコロナ禍前の2年4カ月前水準に戻った。
3日の韓国取引所によると、先月KOSPIで個人投資家の1日平均売買代金は4兆3009億ウォンと集計された。月間基準では2020年2月の3兆7020億ウォン以降で最も少ない。
個人投資家の1日平均売買代金はコロナ禍後に株価がV字反騰する時に急増した。特に個人投資家の投資ブームが起こりKOSPIが史上初めて3000ポイントを超えた昨年1月には17兆2994億ウォンまで増えた。その後昨年上半期までは9兆~12兆ウォン台で推移していたが、最近の証券市場急落で4兆ウォン台に落ちた。1年前の昨年6月の11兆4018億ウォンと比較すると3分の1水準まで縮んだ格好だ。