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【社説】韓中関係を徹底管理して国益損傷を防ぐべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.01 14:14
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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が就任後初めての多国間外交舞台だった北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を終えた。今回のNATO首脳会議は、国際秩序と安保地形が米国を中心とする自由民主陣営と中国・ロシアなど権威主義勢力の対立に急速に再編されていることを見せる会議だった。NATOが12年ぶりに採択した「戦略概念2022」は、ロシアの脅威に加えて中国を「構造的挑戦」と表現した。旧ソ連に対抗する軍事同盟として発足してから73年、中国を戦略的牽制対象として明記したのだ。フィンランドとスウェーデンが長い中立路線を捨てて今回NATOの枠に入った事実も、国際秩序の再編を象徴的に見せている。

グローバル中枢国家を標ぼうする韓国も、国際秩序の変化に能動的に対応していく必要がある。域外パートナーの資格で今回の会議に招待された尹大統領が「自由と平和は国際社会の連帯によってのみ保障される」と呼応したのは、文在寅(ムン・ジェイン)政権当時の戦略的あいまい性から抜け出して韓国の戦略的選択をより明確にしたといえる。韓国とNATOの協力強化は実利的にも役立つ。政府の計画の通りNATOとグローバルパートナーシップを締結すれば、直接的には韓国企業が欧州防衛産業市場に進出しやすくなる。半導体・原発など韓国の比較優位分野でも効果を期待できる。これは数日前に崔相穆(チェ・サンモク)大統領経済首席秘書官が述べたように、中国に対する経済的依存度を減らしていくという戦略を実践につながる。

 
しかしすべてのことには光と影がある。NATOとの協力強化は韓国の外交が新たに試されるということだ。当面の憂慮は中国との関係だ。中国は尹大統領のNATO出席に対する不満を直接的な言葉で表出している。中国は貿易規模の面で米国・日本・欧州よりも多く、北朝鮮の非核化など安全保障に関する事案でも緊密に協力しなければならない国だ。韓国がその中国に背を向けて対中包囲網に率先するような姿として映るのは決して望ましくない。韓中関係のリスクをまともに管理できなければ、むしろ国益に損傷を受ける。したがって米国主導の新しい秩序の構築に引き込まれるのではなく、韓国が自らが定めた原則と規範に基づいて事案別に精密に対処する必要がある。中国にもこれを十分に説明し、不必要な敵対関係を形成しないよう努力しなければならず、我々が定めた原則に合わない米国の要求には堂々と立場を説明することが求められる。原則を守りながら実利を得る外交が韓国が進むべき唯一の道となる。決して容易でない挑戦だ。尹錫悦政権が賢明で精巧な戦略を立てて新しい国際秩序に対応していくことを望む。

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