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韓国、「物価見通し」過去最大幅で上がる…韓国銀行、さらに金融引き締めか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.29 12:03
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高まる物価上昇圧力に期待インフレ率が過去最大を記録した。今後金利がさらに上がるだろうという消費者の見通しも過去最大水準に上った。高止まりする物価と各国中央銀行の相次ぐ利上げの余波で消費心理は2カ月連続で冷え込んだ。とどまることのない物価の上昇に韓国銀行が今後緊縮の手綱をさらに強く握る可能性も大きくなりそうだ。

韓国銀行が29日に発表した「6月の消費者動向調査」によると、今月の期待インフレ率は3.9%を記録した。2012年4月の3.9%から10年2カ月ぶりの高水準だ。4%台を目前にした期待インフレ率は1カ月前の3.3%より0.6ポイント上昇し、上昇幅としては過去最大値を記録した。期待インフレ率は今後1年間の消費者物価上昇率に対する見通しだ。

 
期待インフレ率が高まったのは内外で物価上昇圧力が大きくなったためだ。今年初めに勃発したウクライナとロシアの全面戦争長期化で各種原材料価格が上昇した上に、昨年から続くサプライチェーン不安が長引き物価を押し上げている。この影響で国際原油価格も依然として高い水準にとどまっている。

実際に消費者が今後の物価上昇に影響を与えるだろうと指摘した品目(重複回答)のうち石油類製品(82.5%)が最も高い割合を占めた。次いで農畜水産物(44.2%)と公共料金(31.4%)の順だった。国際食糧価格上昇と来月の電気料金とガス料金引き上げなどの影響を反映したと分析される。

韓国銀行関係者は、「期待インフレは今後1年間の物価上昇率に対する見通しだが、現在の物価の流れを反映する傾向がある。最近のウクライナ情勢とサプライチェーン不安など海外要因に加え、最近は個人サービス料金など生活と密接な体感物価が高まり期待インフレ率を引き上げたこと」と分析した。

物価上昇圧力が強まり追加利上げに対する見通しも強くなった。今月の金利水準見通しCSIは149で、1カ月前の146より3ポイント上がって過去最高を記録した。米連邦準備制度理事会(FRB)と韓国銀行が今年末まで利上げを継続し、欧州中央銀行(ECB)も利上げの隊列に合流すると予想された影響だ。

金利と物価が高まり財布が薄くなったため消費心理は萎縮した。今月の消費者心理指数(CCSI)は96.4を記録し1カ月前の102.6より6.2ポイント下落して2カ月連続で下り坂を歩いた。CCSIが長期平均線(100)以下に下がったのは2021年2月の97.2から1年4カ月ぶりだ。CCSIは長期平均値(2003年1月~2021年12月)を基準として100より大きければ経済状況を楽観的、小さければ悲観的と解釈する。

韓国銀行関係者は「ウクライナ情勢の長期化とFRBの緊縮関連のニュースに加え、物価上昇が続いて景気鈍化要因が大きくなった上に、生活物価が上がり消費者心理指数が長期平均線である100以下に落ちたと分析される」と話した。

物価上昇が抑えられないが韓国銀行も緊縮のアクセルをさらに強く踏むだろうという見通しが強まっている。来月13日に予定された金融通貨委員会で史上初めて基準金利を0.5%引き上げる可能性も提起される。

韓国銀行の李昌ヨン(イ・チャンヨン)総裁は21日、「急激な物価上昇傾向が変わるまで物価中心に通貨政策を運用する」と明らかにした。物価のピークアウト(頂点通過)が現れるまでは基準金利を上げ続けることもあるということだ。

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