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コロナの足かせ解けこの夏玄海灘を渡る韓国映画14本(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.26 13:22
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今月中旬新型コロナウイルス流行後初めて隔離なしで日本に帰国した。それまでホラー映画のようにガランと空いていた仁川(インチョン)空港と成田空港も人々が集まり活気を取り戻した感じだ。日本にしばらく帰国する、と周辺の韓国の友達に話すとほとんどが「うらやましい」と話した。韓国から日本への渡航はビジネスや留学は可能になったが、まだ観光は団体だけ認められた状態で、個人が自由に行き来できるまではもう少し時間がかかりそうだ。

新型コロナウイルス前の2019年7月、日本政府が輸出規制を発表した後に韓国で日本製品不買運動が広がり、日本へ行く韓国旅行客も大きく減った。行ったとしてもこっそりと行ってくる雰囲気だったがいまは堂々と「早く日本に行きたい」という人が多くなったことを見ると、反日感情はある程度収まった様相だ。

 
◇「玄海灘に立つ虹」58年間放送中

いまは韓国と日本を往来する際にほとんどが飛行機を利用するが、昔は船が重要な交通手段だった。そのためいまでも韓日の間を象徴する言葉として「玄海灘」を多く使う。私が出演している韓国のラジオ番組の名前も「玄海灘に立つ虹」だ。KBSワールドラジオ日本語放送の看板番組で、私は韓国の本と映画を紹介するコーナーを担当している。例えば、今月は作家チェ・ウニョンの小説『ショウコの微笑』とシン・スウォン監督の映画『オマージュ』を紹介した。日本語で翻訳された本と日本で公開される映画を中心に紹介するが、最近は多くの作品が翻訳、公開されなにを紹介するか悩むほどだ。

「玄海灘に立つ虹」の放送は1965年に始まった。韓日修交が始まった年だ。玄海灘は激しい波で有名だがそれだけ韓日関係も順調でなかった。それでも中断されず受け継いできた長寿番組だ。2000年に放送1万回を達成した時は金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相、作家の村上春樹と歌手の安室奈美恵から祝賀メッセージを贈られた。

今回の帰国前はとても忙しかった。この夏日本で公開される韓国映画が多いためだ。数えてみると少なくとも14本は公開される。リュ・スンワン監督の『モガディシュ 脱出までの14日間』、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』など世界的に注目されていた作品のほかにもドキュメンタリーなど独立映画もまた少なくない。『イントロダクション』『あなたの顔の前に』の2本はいずれもホン・サンス監督の作品だ。

いままでこれほど多くの韓国映画を公開しただろうかと思う。私は日本国内の新聞・雑誌などのメディアだけでなく公式パンフレットに韓国映画を紹介する文を書くことも多い。日本は劇場で作品パンフレットを販売するが、いまも買う人はかなり多い。

最近最も多くの時間をかけて紹介した映画はチュ・サンミ監督のドキュメンタリー『ポーランドへ行った子どもたち』だ。韓国では2018年に公開された映画だが、日本公開は新型コロナウイルスの影響で何度も延期さて6月に公開された。韓国戦争(朝鮮戦争)当時に戦争孤児が北朝鮮からポーランドに移送されたという歴史的事実と、現在韓国に住む脱北青少年の話が重なった映画だ。どちらも日本ではあまり知られていなかった話で、私もインタビューと通訳・翻訳を務めながらやりがいを感じた。最近はロシアのウクライナ侵攻で日本でも戦争に対する危機感を感じる状況で、『ポーランドへ行った子どもたち』に対する関心も高まっているようだ。

日本では比較的多様な韓国映画が劇場公開されるが、韓国ではアニメーションや是枝裕和、黒沢清、濱口竜介のような有名監督の作品を除くと劇場公開される日本映画は少ない。特に日本でも良いドキュメンタリー映画は多いのに韓国で劇場公開するケースはほとんどなく残念だ。

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    2022.06.26 13:22
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    6月に日本で公開されたチュ・サンミ監督のドキュメンタリー『ポーランドへ行った子どもたち』の日本ポスター。[写真 各配給会社]
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