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【コラム】「宇宙的観点」呼び覚ました韓国型宇宙ロケットのヌリ号(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.26 11:56
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宇宙は私たちを愛の存在にならせる。ヌリ号とともに私たちは宇宙でわれわれ自身の正確な地位を自ら確認できるようになった。私たちは宇宙という大きなじゅうたんの切れ端の糸屑にすぎない。そんな私たちがちりのように小さな欲望を成し遂げようと他者を犠牲にさせることがどれだけ無駄にされたかを悟れば憎悪をあおって嫌悪を称賛し弱者を無視することはとてもできなくなる。対立と分裂の政治に票を入れ、扇動と挑発の放送を後援しなくなる。自身が野蛮の表象のように感じられ恥ずかしいためだ。

40年間夫とともに『コスモス』を執筆してきたセーガンの妻アン・ドルーヤンは話す。「宇宙は芸術作品だ。私たちの魂に食い込み意識を変える力がある。青白い点は原理主義者、国家主義者、軍国主義者、汚染者を言葉なく叱責する。私たちが地球を守り、またその惑星が膨大で冷たい闇の中で支える生命を最優先と考えない人たちを叱責する」。

 
宇宙は私たちを生態主義者にする。ユーリ・ガガーリン以降宇宙に行った多くの宇宙飛行士は宇宙に出て行けば冷たい宇宙以外のどこにも生命がないということを鮮烈に気付かされると告白する。広漠な宇宙に多くの星があるが、私たちは地球外に生命があるといういかなる証拠もまだ見つけていない。いまは宇宙にただひとつの惑星だけが生命親和的環境を持っている。空気、水、土壌など私たちの生命の土台を私たち自ら破壊することがどれだけ情けないことなのか。行き過ぎた自然搾取で多くの種を絶滅させ、気候変動と核災害の恐怖でわれわれ自身を辛くさせることがどれだけ愚かなのか。

宇宙は私たちを宇宙の市民に進化させる。『コスミックコネクション』でセーガンは宇宙が私たちをどんな存在に成熟させるのかを伝える。「意識があって、賢明で、共感でき、熱い好奇心があふれ、永遠に会議し、力がある者の操縦と威嚇に屈さず、私たちを閉じ込め分ける壁に閉じ込められない存在」という話だ。彼は「お互いを配慮する能力に自負心を感じて自然と時空間の織物で私たちがどれだけつまらなくて微小なのか」を悟ると同時に「自然の驚異を抱えることによりあふれる安定感を感じ過去と未来の世代を連結する輪として責任を」感じる存在だろう。長く私たちはこうした存在であることを夢見てきた。ヌリ号とともにいま私たちはその入口に立った。宇宙の人間的意味を省察する市民になろう。

チャン・ウンス/編集文化実験室代表

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