純韓国技術で繰り上げた宇宙時代…参加企業300社 、構成部品37万個
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.22 08:09
韓国が自国の技術だけで実用衛星を宇宙軌道に打ち上げた7番目の国になった。21日午後4時に打ち上げられた韓国型ロケットのヌリ号(KSLV-2)が性能検証衛星とダミー衛星の分離を成功裏に終えてだ。軌道に無事に到着したヌリ号のダミー衛星と性能検証衛星は地表面から約700キロメートル上空を秒速7.5キロメートルで地球の周囲を回っている。
ヌリ号はエンジンから発射台まで純国産技術で作り出した初の宇宙ロケットという点で意味が大きい。2010年3月から始まったヌリ号開発プロジェクトは初期から官民協力方式で進められた。300社以上の韓国企業が参加し、設計から製作・試験・打ち上げなど全過程を遂行した。核心部品の開発・製作を引き受けた30社の企業だけで合わせて500人の人材が投入された。
◇事業費の80%を民間企業が執行