イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでプレーするサッカースターのクリスティアーノ・ロナウドのスーパーカーがスペイン休養地のある住宅の塀に突っ込んだ。運転者はロナウドの警護員の１人で、幸いけがはなかった。

２０日（現地時間）、英紙「ザ・サン」「ミラー」などによると、この日ロナウド所有の高級車ブガッティ・ヴェイロンがスペイン・マジョルカのある住宅の塀に突っ込んだことを受けて警察が調査を始めた。

報道によると、ロナウドは事故現場にいなかった。事故を起こした運転者の詳しい身元は公開されなかったが、ロナウドの警護員だと伝えられた。現地警察も「事故当時、ロナウドが車に乗っていたと確認する情報はない」と話した。

ブガッティは、マジョルカ島のブニョーラ地の道路を走行中に滑って住宅の塀に突っ込んだ。幸い運転者をはじめ人命被害はなかったが、車両全面部が大きく破損した。

ロナウドは家族と共に休暇のため先週からマジョルカ島に滞在しているという。ロナウドと家族は個人専用機に乗って移動し、ブガッティ・ヴェイロンやメルセデスベンツＧクラスなどはマジョルカに別送したという。この過程でロナウドの家族を守るために同伴した警護員がロナウドに車を届ける過程で事故を起こしたものと推定されている。

事故車両であるブガッティ・ヴェイロンは約１７０万ポンド（約２億８０００万円）の高級スーパーカーだ。

ロナウドと家族は個人体育館やプール、ミニサッカー場などが完備されている超豪華マンションを借りて過ごしているという。ロナウドはここで休暇を満喫したあと、今月末から始まるプレミアリーグ（ＥＰＬ）プリシーズンのために近く英国に戻る予定だ。