「物価高に投資・輸出減少」…韓国政府、コロナ後初めて「景気減速の憂慮」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.17 15:09
韓国政府が「景気減速が憂慮される」とし、最近の経済状況について否定的な評価を出した。景気減速を憂慮するのは新型コロナ拡大が本格的に始まった2020年3月以降初めてだ。
◆新型コロナ以降初めて「景気減速憂慮」
韓国の企画財政部は17日、「6月最近経済動向(グリーンブック)」で「対外環境悪化などで物価上昇が続く中、投資不振および輸出回復の鈍化など景気減速が憂慮される」と明らかにした。企画財政部は先月の評価でも「ウクライナ情勢およびサプライチェーン問題の長期化などで投資不振および輸出回復への制約が憂慮され、物価上昇が持続的に拡大している」と否定的な診断をした。しかし今月は明示的に「景気減速が憂慮される」という表現まで追加した。