米国発金利衝撃はまだ始まり…韓国副首相「通貨政策、物価に重点」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.16 15:21
韓国の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官と李昌ヨン(イ・チャンヨン)韓国銀行(韓銀)総裁が「物価に重点を置いて通貨政策を運用する」と明らかにした。物価を抑え、高まる米国の金利に合わせるため、国内の政策金利を速いペースで引き上げるということだ。
16日、両経済トップはソウル中区の銀行会館で開かれた非常マクロ経済金融会議でこうした立場を表した。会議には崔相穆(チェ・サンモク)大統領室経済首席秘書官、キム・ソヨン金融委員会副委員長、李卜鉉(イ・ボクヒョン)金融監督院長も出席した。
秋副首相は「米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な政策金利引き上げ、ウクライナ情勢の長期化、サプライチェーン問題などが重なって現経済状況は複合的な危機であり、しばらくは困難が持続するという認識で一致した」と述べた。