韓日米「北ミサイル探知・追跡」共同訓練合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.13 06:55
韓国合同参謀本部は12日午前8時7分ごろから11時3分ごろまで北朝鮮の放射砲と推定される複数の航跡を確認したと同日午後遅くに明らかにした。合同参謀本部は「韓国軍は監視と警戒を強化した中で、韓米間で緊密に協調し徹底した対備態勢を維持している」と説明した。北朝鮮の放射砲発射は5日午前9時8分ごろから9時43分ごろまで東海上に短距離弾道ミサイル(SRBM)8発を発射してから1週間ぶりだ。
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に続きこのようにミサイルと放射砲挑発が相次いで7回目の核実験が迫っているとの観測が出る状況で韓国が米国・日本と「安保スクラム」を固く組んでいる。米国は韓米日三角協力をインド太平洋地域で中国牽制の踏み石としようとしている。10~12日にシンガポールで開かれた第19回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)に現れた流れだ。
国防部の李鍾燮(イ・ジョンソプ)長官は12日の本会議での演説で「北朝鮮の核・ミサイル対応に向け韓米日3カ国間の安保協力を強化したい」と話した。李長官は「韓日間にはさまざまな懸案が残っている」としながらも「韓日安保協力正常化だけでなく、韓米日3カ国の安保協力強化に向け日本と真摯な対話をする意向がある」と明らかにした。