レミコン工場が停止、自動車生産にも支障(2)=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.06.11 12:50
◆釜山・光陽など主要物流拠点の物流量が急減
釜山(プサン)と光陽(クァンヤン)など全国主流物流拠点の物流量も大幅に減少している。9日午後現在、釜山港のターミナル10カ所のコンテナ搬出入量は6336TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)と普段の29.3%で、儀旺(ウィワン)内陸コンテナ基地(ICD)の搬出入量は8.3%水準の403TEUにすぎなかった。貨物連帯ストの4日目、鉄鋼製品4万5000トンを出荷できないポスコ光陽製鉄所は、緊急な物量を鉄道や船舶で輸送している。
自営業者と中小企業の被害も現実になっている。この日午後、官公庁と事務室が密集する大田市西区屯山洞(ドゥンサンドン)の飲食街では空になった冷蔵庫が目立った。貨物連帯のストでハイト真露清酒工場の製品出庫率が普段の40%ほどに落ちたからだ。大田西区で飲食店を経営するイムさん(54)は「ストで焼酎が十分に供給されず、自営業者が被害を受けている」と訴えた。