「部品不足に貨物ストまで…ヒョンデの生産に支障」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.10 09:15
貨物連帯のストライキで産業界が危機を迎えた。そうでなくとも半導体不足と原材料価格の上昇に苦しんでいる企業の立場では、経営上の問題が深刻になっているという反応だ。財界では「企業の大々的な投資計画が水の泡になる危機」という懸念も出ている。
◆ヒョンデ「GV80・アイオニック5生産に支障」
ヒョンデ(現代自動車)によると、蔚山(ウルサン)工場の一部の生産ラインが稼働と停止を繰り返しているという。蔚山工場に各種部品を運ぶ貨物連帯組合員が運送を拒否し、部品の需給に支障が生じているからだ。貨物連帯組合員は8日午後2時から工場納品拒否に入り、9日午後4時から生産ラインの一時停止が繰り返されている。蔚山工場に関連する納品・完成車運送などを担当する貨物連帯組合員は約1000人だ。