「奪った穀物でもいいから分けて」…ウクライナ戦争に餓死していくアフリカの悲鳴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.10 08:53
アフリカにあるソマリアの首都モガディシュでは最近飲食店が相次いで店を閉めている。食品価格の急騰によって飲食店を訪れる客が急減したためだ。中産層のある大学講師は8日(現地時間)、英紙ガーディアンに「物価が上昇し、月給では大家族の生活費がまかなえない」と吐露した。
貧困層の状況はさらに深刻だ。AP通信によると、ソマリアの栄養失調治療センターでは今年少なくとも448人が死亡した。これらセンターの最近入院率は1992年に運営を始めてから最高値まで上昇した。深刻な栄養失調に苦しむ児童の数も昨年に比べて55%増加した。ある女性は飢えによって今年4人の子どもを見送ることになった。