<韓国食品が世界の舌を魅了する>Kフード輸出、昨年100億ドル突破
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.06.05 11:55
ニューヨーク州の検事長が韓国料理店でカルビチムを食べながらビビンバを食べる後輩に「ダイエットするのか」と言いつつ箸でキムチをのせる。ネットフリックスで見られる人気米国ドラマ『ビリオンズ』のワンシーンだ。韓国人が出てくるドラマではないが、米国人同士で自然に韓国料理を楽しむ。
動画配信サービスに乗りKフードは世界で流行する食文化コンテンツに浮上した。2022年の海外韓流実態調査の韓国文化コンテンツ人気度(49.4%)とブランドパワー指数(67.6点)部門で韓食が音楽、映画を抜いて最も高かった。最近CNNは「韓国の最もクールな輸出品はK-POPではなくマッコリ」と報道しながらマッコリの歴史と製造法、飲み方まで紹介した。KフードがK-POPに劣らない韓国代表イメージとしての位置を確立したのだ。
実際に昨年のKフード輸出額は史上初めて100億ドルを突破した。パンデミックと物流不安で総輸出が一時減少した状況にも農水産食品輸出額は前年より15.1%増加した113.6億ドルを達成し過去最高を記録した。のり(7億ドル、15.4%増)、みそ・醤油類(3億6000万ドル、14.7%増)、即席めん(6億7000万ドル、11.8%増)、キムチ(1億6000万ドル、10.7%増)などが高い成長を見せた。