「中国戦闘機、カナダ偵察機6メートル前まで接近して中指」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.03 15:37
中国戦闘機が国連北朝鮮制裁の任務にあたっているカナダの偵察機に繰り返し近接飛行をしているとカナダ軍当局が公開した。両側の操縦士の顔を目視できるほど近接し、衝突の危険が高まっているという。カナダ政府が数回抗議したが中国側はどのような反応も出していない。
カナダのグローバルニュースは今月1日、軍高位消息筋の言葉を引用して「中国戦闘機がカナダ偵察機から20~100フィート(6~30メートル)離れた距離まで近接して飛行している」とし「カナダ側の操縦士が中国側の操縦士と目を合わせることができ、時に中国側の操縦士が中指を立てているのを目にすることができるほど近い」と報じた。
カナダ空軍の偵察機は米国ロッキード・マーチン社の海上哨戒機「CP-140」だ。全長35メートル、全重量27.8トンで、海上で長距離監視や戦略情報収集の任務を担当している。現在、沖縄嘉手納基地に駐留して北朝鮮が国連安保理決議で禁止された燃料やその他物品を船舶で運送するのを監視するいわゆるネオン(NEON)作戦を遂行中だ。