韓国、独島に打ち寄せる北朝鮮のごみ…海洋ごみ一掃する72億ウォンの船舶建造
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.31 16:01
鴨緑江(アムノッカン)印の運動靴の片方、果物飲料水や金剛山(クムガンサン)わき水のペットボトル…。
鬱陵島(ウルルンド)・独島(トクド、日本名・竹島)の海岸にある北朝鮮発ごみの一部だ。海流に乗って漂流して押し寄せた海洋ごみだ。北朝鮮発ごみに加えて漢字や中国語で書かれたミネラルウォーターのペットボトルなど、中国からの海洋ごみも相当ある。鬱陵島・独島一帯を回って海洋ごみだけを選別して片づける船舶がまもなく登場する。慶尚北道(キョンサンブクド)は31日、「政府の支援を受けて事業費72億ウォンを投じて170トン級の海洋ごみ浄化運搬船を建造中だ」と明らかにした。浄化運搬船は清港船(港一帯を清掃する船舶)とも呼ばれる。
仮称「慶北クリーン号」と名付けられた浄化運搬船は、今年10月に建造が終わり、年末に鬱陵島・独島沿岸に出港する予定だ。「クリーン号」という別称のように、必要に応じて慶北の東海(トンへ、日本名・日本海)地域の海岸清掃にも投入される。