4.8%の物価上昇率、0.1%でも低めようと…サムギョプサルの関税もなくした韓国政府(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.31 09:13
韓国政府が物価上昇の負担を減らすために30日、緊急民生安定対策を発表した。直接的な価格統制方式を除いた税制・金融支援など使えるカードを総網羅した。しかし過去最大規模の補正予算と時期が重なり、物価安定効果は制限的になるという分析が出ている。
企画財政部がこの日の経済長官会議で発表した「緊急民生安定10大プロジェクト」は、物価・金利上昇で家計の負担が増えているという判断から出した対策だ。大きく食費・生計費・住居負担の軽減に分けられる。ユン・インデ企画財政部経済政策局長は「期待する部分が消費者にすべて伝われば0.1%ポイントほど物価を低める効果があるとみる」と述べた。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領もこの日、62兆ウォン(約6兆3770億円)規模の補正予算案を裁可し、迅速な執行を強調した。尹大統領はこの日、大統領室庁舎で首席秘書官会議を開き、「国会で補正予算案が昨日遅く通過した。本当に幸いだ」と述べた。続いて尹大統領は企業規制の撤廃と物価の安定を強調した。尹大統領は「企業が砂袋を付けてグローバル市場で競争するのは難しい。すべての部処が規制改革部処という認識の下、企業活動、経済活動の足かせとなる規制を果敢に撤廃しなければいけない」とし「特に難しくて複雑な規制(撤廃)は私が直接する」と話した。