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待ったら時がやってきた…7回の挑戦の末に「カンヌの男」になった俳優ソン・ガンホ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.30 11:59
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俳優ソン・ガンホが「カンヌの男」になって韓国映画の歴史をもう一度書き直した。ソン・ガンホは28日(現地時間)第75回カンヌ国際映画祭で日本の是枝裕和監督の初めての韓国映画『ベイビー・ブローカー』で韓国最初で主演男優賞を受けた。ソンは自身の名前が呼ばれるやいなや、共演した俳優カン・ドンウォンや是枝監督を順に抱き、パク・チャヌク監督とも抱き合った。

25日、韓国取材団とのティータイムで「(ソン・ガンホは)カンヌととても似合う俳優」といった是枝監督の評価が現実になった。同日、『別れる決心』(原題)で監督賞を受けたパク・チャヌク監督は28日閉幕式直後、韓国取材団に会ってソン・ガンホの受賞に対して「待ったら時がやってきた」と評価した。

 
実際に、ソン・ガンホのカンヌ映画祭訪問は今年で7回目、コンペティション部門出品だけで4回目だからだ。2006年ポン・ジュノ監督の『グエムル -漢江の怪物-』で監督週間に出品されたことを皮切りに、2007年『シークレット・サンシャイン』(コンペティション部門)、2008年『グッド・バッド・ウィアード』(非コンペティション部門)が招待された。2009年パク・チャヌク監督の『渇き』(コンペティション部門)は審査委員賞を受け、2019年ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』はコンペティション部門最高賞にあたるパルムドールを握ったことに続き、今回はソンの番だ。

閉幕式後会見でソン・ガンホは「韓国映画の多様性を鋭意注視して拍手を送り、また声援を送ってくださる皆さんがおられたから良い結果があったのではないかと思う」と韓国コンテンツの多様性と躍動性に受賞の意味を与えた。また、「必ずしも賞を受けるためにある形の演技をして、あるポジションを備えるべきだというのは意味のない話だと思う」とし「俳優は自由でなければならなず、絶えずそのようなことから解放されなければならないと考える。俳優としてとても大事なこと」と答えた。パク・チャヌク監督は「(ソン・ガンホに)『ベイビー・ブローカー』で演技がそんなに良かったんだって? と尋ねたら、『いや、私は助演です。何でもないです』と言ってこのように…」として彼の謙虚な態度をほめた。

是枝監督が脚本まで書いた『ベイビー・ブローカー』は釜山(プサン)のある教会に設置された赤ちゃんポストに捨てられた赤ちゃんをめぐって不法養子縁組のブローカー(ソン・ガンホ、カン・ドンウォン)、赤ちゃんの母親(イ・ジウン)、刑事(ペ・ドゥナ、イ・ジュヨン)の話だ。『パラサイト 半地下の家族』のように多数の俳優の呼吸が絡まっているが、ソン・ガンホが求心点となっている。日本監督が初めて韓国を舞台にして撮影した韓国語映画なので彼が現場で一番上の兄の役割を果たした。

ポン・ジュノ監督は是枝監督が『ベイビー・ブローカー』を撮影する前に「何でもソン・ガンホさんに任せれば大丈夫だ。彼の存在は太陽のようなので現場を明るく照らして撮影はうまくいくだろう」と助言した。ポン監督は『パラサイト 半地下の家族』で「サッカー競技で小さいパス、動作一つだけで競技の水準を変えるメッシやロナウドのようだ」と言ったように彼の能力を評価した。

『ベイビー・ブローカー』のサンヒョン役をソン・ガンホを念頭に置いて書いたという是枝監督は「彼が作り出す人物像は善と悪、両方がすべて入っているし、場面ごとに、台詞ごとに善と悪が微妙に交差する、そのような人物」とし「単色でなく、多彩な色を持っており人物描写が本当に深い」と評価した。『タクシー運転手』のチャン・フン監督は「監督の頭の中にある程度演出的正解があるが、(ソン・ガンホは)常にそれ以上の解答を見せてくれる」と話した。毎度新しいものに挑戦するという原則が今の彼を作ったという評価だ。

待ったら時がやってきた…7回の挑戦の末に「カンヌの男」になった俳優ソン・ガンホ(2)

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    待ったら時がやってきた…7回の挑戦の末に「カンヌの男」になった俳優ソン・ガンホ(1)

    2022.05.30 11:59
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    映画『ベイビー・ブローカー』は赤ちゃんの母親役ソヨン(イ・ジウン、左)がベイビー・ボックスに置かれた自身の赤ちゃんを密かに売り払った人々(カン・ドンウォン、ソン・ガンホ)と赤ちゃんを探しに出た旅路を描いた。[写真 CJ ENM]
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