国連安保理、対北朝鮮追加制裁が不発…中露が拒否権行使
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.27 07:54
国連安全保障理事会(安保理)が26日(現地時間)、北朝鮮への追加制裁決議案の採択に失敗した。
安保理はこの日、米国ニューヨーク国連本部で北朝鮮の原油の輸入上限を縮小する内容などを盛り込んだ決議案を表決した。
表決結果、賛成13カ国、反対2カ国で可決の最低線である9票は超えたが、常任理事国である中国とロシアの拒否権行使で可決することができなかった。安保理決議案は理事国15カ国の中で9カ国以上が賛成し、同時に常任理事国5カ国の中で1カ国でも反対すれば成立することができない。