ロシア、ウクライナ東部要衝地に集中攻勢…第2のマリウポリ懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.26 16:36
ロシア軍がウクライナ東部ドンバスに対する攻勢を強化しルハンシク州の戦略的要衝地であるセベロドネツク郊外まで到達した。これにより都市はガス供給が途絶え、飲用水と電力供給まで危険な状況だ。セベロドネツクには1万5000人の民間人が残っており第2のマリウポリになりかねないとの懸念が出ている。
ロイター通信によると、ロシア軍は25日にセベロドネツクと近隣リシチャンスクなどを包囲するために3方向から数千人を動員して集中攻撃を加えた。セベロドネツクはアゾット化学工場を中心にした産業都市で2014年に親ロシア派反乱軍勢力が州都ルハンシク市を占領してからはセベロドネツクが州都の役割をしてきた。
ルハンシク州のガイダイ知事は「現在ロシア軍が都市を迫撃砲で攻撃できるほど接近した。都市を掌握するためマリウポリやハルキウなど他の地域に駐留していた軍人まで投じている」と伝えた。