韓国初めての地球観測用民間衛星「世宗1号」打ち上げ
ⓒ 中央日報日本語版2022.05.26 15:47
韓国初の地球観測用民間衛星「世宗(セジョン)1号(Sejong-1)」(ハングルとコンピュータグループ、以下ハンコム)が韓国時間で26日午前に打ち上げられた。
ハングルとコンピュータによると、世宗1号は米国民間宇宙企業スペースXのロケット「ファルコン9(FALCON9)」に搭載され、韓国時間26日午前3時35分(米国東部時間25日午後2時35分)ごろ、フロリダ州ケープ・カナベラルにあるケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
ロケットの打ち上げは確認され、地上局との交信については確認中だとハンコム関係者は伝えた。
世宗1号は大きさ100×200×300ミリ、質量10.8キログラムのナノ級超小型低軌道人工衛星で、地上から500キロメートルの軌道で約90分に1回ずつ、一日12~14回地球を旋回する。この人工衛星は打ち上げ後、約1カ月間のテスト過程を経た後、5メートル解像度の観測カメラで地球観測映像データを確保する任務を遂行する予定だ。
ハンコムは世宗1号の打ち上げを通じて人工衛星とドローン、完成型超高解像度センサーをベースに世界で唯一、宇宙-航空-地上すべてをカバーする映像データサービスベルトを構築するだろうと説明した。