サムスン、5年間で8万人を新規採用…メモリー超格差維持戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.25 14:56
サムスングループは今年から2026年までに450兆ウォン(約45兆円)を投資して8万人を新規採用すると24日、発表した。このうち360兆ウォン(80%)は国内投資額だ。新政府の親市場基調に呼応し、果敢な先制投資を通じて未来産業を確保するという考えだとみることができる。▼未来産業・新成長情報技術(IT)に集中投資▼雇用創出▼大・中小企業が共に成長する産業エコシステムの育成--が骨子だ。
まず半導体分野で新素材・新構造に対する研究開発(R&D)を強化し、極端紫外線(EUV)技術を早期導入し、メモリー半導体の超格差を強化する方針だ。最近、競争企業がメモリー半導体市場に積極的に参入して「世界初=サムスン」という公式が徐々に壊れつつある。
高性能・低電力アプリケーション・プロセッサ(AP)、超高速通信半導体、高画質イメージセンサーなど第4次産業革命の実現に必須であるファブレス(設計)システム半導体とセンサーの競争力確保にも乗り出す。インテル(中央処理装置・CPU)とエヌビディア(グラフィック処理装置・GPU)、クアルコム(システム・オン・チップ・SoC)、ソニー(イメージセンサー)など各分野の強者が布陣した中で、サムスン電子は攻撃的投資とR&Dで技術格差を縮めていくと明らかにした。