「韓国しか行くところがなかった」 戦争を避けてきたウクライナ高麗人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.25 14:51
アナスタシアさんのように戦争を避けて韓国に入国したウクライナ高麗人の同胞は5月基準1200人に達する。母国から避難した高麗人同胞は、家族・親戚・友達など縁故者が居住する京畿道安山(キョンギド・アンサン)、仁川市(インチョンシ)など全国高麗人密集居住地域に在留している。
高麗人文化院「ノモ」常任理事のキム・ヨンスク氏は「男性の場合、徴集などで出国が禁止されていて避難民の大部分は子どもや女性、高齢者」としながら「戦争のため服もまともに持ってくることができず、着の身着のままで逃げてきた人もいるほどだが、韓国に来た人々に住居費や生計費など生きていくための必需品が全くない」と話した。