ロシア軍の撤収で捨てられた軍犬、ウクライナ軍の地雷探知犬として活躍
ⓒ 中央日報日本語版2022.05.25 14:19
ロシア軍が撤収する際に捨てた軍犬が、ウクライナ軍で地雷探知犬として活躍することになった。
ウクライナ南部都市ミコライウ地域で発見されたロシア防衛軍所属の軍犬マックス(3)は最近、ウクライナ語での命令履行訓練を終えて地雷探知犬として配置されたと、海外メディアが22日報じた。マックスはベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアで、軍犬、警察犬、牧畜犬などによく使われる品種だ。
これに先立ち、引退した軍犬を助ける慈善団体ヒーローパウズ(Hero Paws)は6日、ロシア軍所属で今回の戦争に投入されたマックスがウクライナ側に所属することになった事情を伝えた。マックスはロシア軍がミコライウの村を占領する過程に投入されたが、その後、撤収する際に現地に残された。マックスは数日間にわたり慣れない地でさまよい、捨てられているものを食べていたという。