日本「30年の悲願」安保理常任理事国への野望…バイデン氏の支持は得たものの
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.25 07:56
岸田文雄首相が23日の日米首脳会談で30年の悲願事業である国連安全保障理事会常任理事国入りの野望を再び取り出した。岸田首相は首脳会談直後の共同記者会見で「バイデン大統領から改革された安保理において、日本が常任理事国となることを支持するとの表明があった」と明らかにした。だが、米国の全面的な支持にもかかわらず、現実化する可能性はそれほど大きくないという指摘だ。
日本は脱冷戦を迎えた1990年代初期から現5カ国(P5、米・英・仏・中・露)以外に追加で常任理事国の席を新設するべきだと主張してきた。対外的な名分は常任理事国が持っている強大な権限を分散する「安保理改革」だった。
◆米国の支持は得たものの…険しい「常任理事国入り」への道