韓国、輸出企業数減少も輸出額は増加…10大企業に集中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.24 16:09
昨年、韓国の輸出企業が2010年以降初めて2年連続で減少しながらも輸出額は増加するなど、上位10大企業への貿易集中度がさらに高まったことが分かった。
関税庁が24日に発表した「2021年企業特性別貿易統計(暫定)資料」によると、昨年の輸出企業数は大企業が前年比3.5%減の875社、中堅企業が0.9%増の2227社、中小企業が2.6%減の9万1513社で計9万4613社だった。前年に比べて2.5%減少した。国内の輸出企業が2年連続で減少したのは関連統計の作成が始まった2010年以降初めて。
しかし輸出額は大企業4158億ドル(前年比29.5%増)、中堅企業1138億ドル(22.3%増)、中小企業1135億ドル(17%増)の計6431億ドルと、前年比28.8%増で過去最高となった。大企業の資本財と原材料の輸出がそれぞれ23.2%増、49.2%増となり、全体の輸出額の増加につながった。