韓国専門家「サル痘、コロナよりは伝播力弱い…パンデミックまではいかないようだ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.24 11:05
主にアフリカだけで見つかっていたサル痘(monkeypox)が北米や欧州、中東まで勢力を広げていることを受け、韓国内でも懸念が強まっている。体液だけでなく呼吸器を通じて飛沫伝播する特性を持っているため、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)と同じくらい脅威的な感染病として拡散するのではないかという懸念も出ている。
だが、世界保健機関(WHO)や国内外の専門家はコロナウイルスほどは伝播力が強くなく、天然痘ワクチンを接種すれば感染予防効果や重症化率抑制が期待でき、パンデミックほどの流行に進む可能性は低いと口をそろえる。ただし、韓国の専門家は防疫当局でモニタリングを継続すると同時に、地域の病院・医院で早期発見することができるように事前の案内・教育が必要だと指摘した。