バイデン氏、台湾が攻撃を受ければ軍事介入することを示唆…中国、強く反発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.24 08:08
米国のジョー・バイデン大統領は23日(現地時間)、中国が台湾を武力で占領しようとする場合、米国は台湾を防御するために軍事的に介入する可能性があるという考えを明確に述べた。バイデン大統領の発言は、この日東京で中国を牽制(けんせい)するために米国主導で公式に発足したインド太平洋経済フレームワーク(IPEF)と重なり、火に油を注ぐ格好となった。
この日の発言はバイデン大統領が東京で開かれた首脳会談に続いて臨んだ岸田文雄首相との共同記者会見で、米国記者の質問に答える過程から出た。この記者は「米国は明らかな理由でウクライナ紛争に軍事的に介入することを望まなかったが、台湾を防御するためには軍事的に介入する意向があるのか」と尋ね、バイデン大統領は「イエス」と短く明瞭に答えた。引き続き記者が「イエス、ですか?」と念を押すとバイデン大統領は「それは我々の決意だ」と確認した。
◆WSJ「バイデン、戦略的あいまい性捨てた」