米国物価暴騰で…血液を売る教師まで登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.23 14:46
『血を売る男 許三観売血記』という中国の小説がある。家族のために血を売って生きていくある男の一生を描いている。世界的に記録的なインフレーションが襲う中、米国では暴騰した物価に耐えられず生計維持のために血を売る庶民が増えているという信じ難いニュースが伝えられている。
21日(現地時間)、ワシントン・ポスト(WP)はニューオリンズに住む特殊教育教師クリスティーナ・シール(Christina Seal)さん(41)の「売血記」を紹介した。
シールさんは自分の血しょう(plasma)を「寄付」するために毎週火曜日と木曜日、近くの医療機関を訪れている。血しょうは血液の中から赤血球と白血球、血小板などを除いた液体成分で、治療に使われる。