世界初の「3ナノ」半導体…サムスン、ファウンドリー市場ひっくり返すか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.23 10:03
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とバイデン米大統領は20日、サムスン電子の平沢(ピョンテク)キャンパスを訪れ「半導体同盟」への意志を明らかにした。両首脳はこの日芳名録の代わりにゲートオールアラウンド(GAA)基盤の3ナノ半導体ウエハーに署名した。
22日の業界によると、サムスン電子が今回3ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)プロセスが適用された最先端半導体ウエハーを世界で初めて公開し世界のファウンドリー(半導体委託生産)市場が揺れ動くかもしれないとの見通しが出ている。市場ではファウンドリー分野世界1位の台湾TSMCに対抗するサムスンの「秘密兵器」という解釈が出ている。サムスンはGAA基盤の3ナノ第1世代半導体を5~6月中に量産する計画だと明らかにした。