「ワクチン・自然免疫は全部3カ月後に効果減少…韓国、来月再拡散の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.20 10:34
韓国でも米国のように新型コロナの再流行を懸念する声が上がる。直ちに来月から感染者が増える可能性があると専門家は警告する。感染者の隔離義務解除の時点も少なくとも1カ月以上先送りする方針が有力だ。
嘉泉(カチョン)大学吉(キル)病院感染内科のオム・ジュンシク教授は「ワクチン免疫であれ、実際に感染して自然免疫を取得しようが、短く3カ月後から免疫が落ちるというデータがある。特に、60代以上の高齢者あるいは免疫疾患がある人々は減少幅がより大きい」と話した。同時に、「韓国も頂点のようには増えないといっても6月から徐々に感染者が増える可能性がある」として「韓国で今2万~3万人台の感染者が発生しているが、米国を基準にすると約15万人が発生する状況」と説明した。
高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科の金宇柱(キム・ウジュ)教授も「感染者が3月17日62万人が発生したため、韓国も自然免疫が落ちる6月ごろ5万~6万人台の水準に反騰する可能性がある」と予想した。金教授は「すでにニューヨークの変異が国内に上陸して地域感染が始まったため、速度がさらに速まる可能性がある」と説明した。