KOSPI、また2600割れ…ウォン相場も一日で11ウォン下落(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.20 07:13
「S(スタグフレーション)の恐怖」に韓国金融市場が再び動揺した。19日、韓国ウォン相場は一日で11.1ウォン下落してウォン安がさらに進み、 総合株価指数(KOSPI)は3日ぶりに再び2600ラインを割った。インフレーション(物価上昇)に伴う米国流通企業の実績不振の中で、18日(現地時間)、米国証券市場が「暗黒の水曜日(ブラック・ウェンズデー)」に見舞われた余波だ。コロナ事態の中の流動性が作り出したバブルが2000年代ITバブルのときよりも深刻だという警告まで出ている。
19日、ウォン安はさらに進んだ。この日、ソウル外国為替市場で韓国ウォン相場は前日より11.1ウォン安の1ドル=1277.7ウォンで引けた。12日、13年ぶりのウォン安水準である1ドル=1288.6ウォンまで下落した韓国ウォン相場は、その後4営業日連続で反騰して1ドル=1260ウォン水準まで回復したものの、この日再び弱気になり1ドル=1280ウォンに迫った。