北朝鮮のIT人材、韓国人と詐称して海外就職…武器資金稼ぎ=米財務省
ⓒ 中央日報日本語版2022.05.17 16:11
北朝鮮のIT労働者が米国をはじめ各国で遠隔勤務、または韓国人と詐称して外貨稼ぎをしていると、米連邦捜査局(FBI)と財務省、国務省などが警告した。
米財務省は16日(現地時刻)、ホームページで、国際社会および民間分野、大衆を相手に北朝鮮の情報技術(IT)労働者が北朝鮮国籍を隠して就職する可能性があるとし、「北朝鮮IT労働者を雇用したりその活動を支援する場合、知識財産権およびデータ、資金窃盗から評判のリスク、そして米国、国連当局の制裁など法的な結果まで多くのリスクが生じる」と警告した。
北朝鮮のIT労働者は海外ソフトウェア、アプリ開発需要に合わせて、企業、暗号資産、保健、フィットネス、ソーシャルネットワーキング、スポーツ、エンターテインメント、ライフスタイルなど多様な分野の開発に参加している。主に北米地域をはじめ、欧州、東アジアなどでフリーランサー契約を活用し、自分たちを北朝鮮国籍でなく米国所在の遠隔勤務者と紹介するという。