韓中外相、電話会談…「北朝鮮の新型コロナ対応に相互持続的に協議」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.17 09:03
韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官が16日、就任後初めて中国の王毅外交担当国務委員兼外交部長と電話会談を行って北朝鮮の核・ミサイルの挑発および新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)状況について意見を交換した。
韓国外交部によると、この日朴長官は就任後初めての王部長との電話会談で「北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化を韓半島(朝鮮半島)および領域内情勢を悪化させるだけでなく両国の利益にも合致しないため、韓中が協力して韓半島状況の安定的な管理を図っていくことを期待する」と話した。
同時に、両外相は北朝鮮の新型コロナ拡大状況に対して懸念を示し、北朝鮮の住民に新型コロナ対応に向けた人道的支援の必要性について意見を交換し、今後も持続的に協議することにした。最近、北朝鮮は外交ルートを通じて中国に新型コロナ防疫物資支援を求めたことが分かった。韓国政府もこの日、北朝鮮に新型コロナ医薬品と防疫技術の協力支援に向けた南北実務接触提案通知文の発送を試みるなど、新型コロナ関連の北朝鮮向けの人道的支援の準備作業に着手した。