ロシア軍「大隊級全滅」最悪の敗北…ハルキウから80日ぶり撤退
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.16 08:50
ロシア軍が侵攻初期から集中的に攻略していたウクライナ第2の都市ハルキウ周辺から80日ぶりに撤退しているとAP通信など外信が14日に伝えた。
ウクライナ軍総参謀部はこの日「ロシア軍が数週間大規模砲撃を加えた後ハルキウ一帯から退却している」と伝えた。ハルキウ市のイーホル・テレホフ市長もBBCに「わが軍の防衛努力で都市周辺から砲撃を続けたロシア軍が国境側に撤収した。現在都市は平穏な状態だ」と話した。これに先立ちウクライナ軍はハルキウ北東部戦線で4つの村を奪還しロシア軍を押し出していると主張した。
第2次世界大戦時に旧ソ連とドイツの攻防戦で最前線だったハルキウは今回の戦争でも激しい戦場となった。ロシア軍は2月末の開戦から4日でハルキウ市内に侵攻したが、ウクライナ軍がただちに撃退した。その後ロシア軍はハルキウ周辺の村を確保してハルキウを集中的に攻撃し数十人の民間人死傷者が発生した。