プーチンの野心、ウクライナの怒り、米国の支援…戦争長期化は不可避(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.13 14:50
◆ウクライナ「ロシア軍、撤収するか撃退した後に交渉」
最近ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がウクライナの究極的目標が完全な領土保全・回復だと明らかにしたことはこのような国民的要求を代弁したものだ。すなわち交渉はロシアが軍隊を自発的に撤収するか、ウクライナ軍がロシア軍を2月24日侵攻以後暫定占領地域から撃退した時に始まるのであり、難民帰還、ウクライナの欧州連合(EU)加入、ロシア軍の戦争犯罪起訴などを交渉対象に挙げた。ロシアの立場から見ると、過去より交渉要求水準が大幅に高まった。このようにロシアとウクライナが政治的に相反する目標を軍事的に達成するために対抗しているため今回の戦争は長期的な消耗戦が避けられないとみられる。
◆米国、国際秩序を主導しようとウクライナ支援