「尹大統領、北朝鮮に対する断固とした抑止への意志」期待感を示した米政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.13 08:55
米国国家安全保障会議(NSC)のカート・キャンベル・インド太平洋調整官は11日(現地時間)、韓米首脳会談で貿易とインド・太平洋経済枠組み(IPEF)に関して意見を交わすだろうと見通した。また、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の韓米同盟の強化と対北朝鮮政策基調に注目しているとし、韓国新政府との連携に期待感を示した。
キャンベル調整官はこの日、米シンクタンク米国平和研究所(USPI)が主催した対談に参加してジョー・バイデン米国行政府のアジア政策を説明し、尹大統領の北朝鮮に対する抑止と韓米間パートナーシップに対する意志に米国が注目していると明らかにした。
キャンベル調整官は「韓国の新しいパートナー、新しい大統領は(対北朝鮮)抑止に確かに関与して米国と協力するという意志が断固としており、ソウルとワシントン間のパートナーシップに関する強力なメッセージを送っている」とし「これを踏まえてわれわれは北朝鮮といかなる形の外交や関与にも準備ができていると考える」と話した。北朝鮮向けの政策で韓米間連携を強化し、北朝鮮の非核化に歩調を合わせられるとの期待感の反映とみられる。