「米国発物価ショック」が韓国市場を強打…ウォン相場急落で1ドル=1288ウォン、株価も下落(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.13 07:33
「1ドル=1300ウォン」時代が目の前まで近づいた。12日、韓国の総合株価指数(KOSPI)は2550線まで下落した。今年に入って4カ月半で15%ほど急落し、時価総額だけで200兆ウォン以上が蒸発した。
深まる「S(スタグフレーション)の恐怖」に金融市場が激しく動揺した。恐怖に再び火をつけたのはなかなか落ち着かない米国発物価ショックだ。
12日、ソウル外国為替市場で韓国ウォン相場は前日(1ドル=1275.3ウォン)から13.3ウォン安となる1ドル=1288.6ウォンで取引を終えた。終値基準として国際金融危機の余波が続いた2009年7月14日(1ドル=1293.0ウォン)以降、約13年ぶりのウォン安水準だった。