北朝鮮、尹政府を狙って初めてミサイル発射…大統領室、直ちに「重大な挑発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.13 07:03
北朝鮮が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領就任後2日が過ぎた12日夕方、弾道ミサイル3発を東海(トンヘ、日本名・日本海)上に発射した。7日、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新浦(シンポ)沖で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射して5日ぶりで、今年に入って16回目のミサイル(放射砲を含む)デモだ。
合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午後6時29分ごろ、平壌順安(ピョンヤン・スナン)一帯から東海上に短距離弾道ミサイル3発を発射した。ミサイルの飛行距離は約360キロ、高度は約90キロ、速度は約マッハ5で探知されたと合同参謀は明らかにした。
北朝鮮はこの日午前、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の主宰で党中央委第8期第8回政治局会議を開いて新型コロナのオミクロン株感染者の発生を初めて公式に認め、国家非常防疫体系を「最大水準」に転換したが、同日ミサイル発射を押し切った。