市場流動性低下に向かうのか…通貨量が2018年9月以来初めて減少=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.12 15:05
政策金利引き上げなどで3月の市場に供給された通貨の量が1カ月前に比べて4兆ウォン(約4000億円)減少した。広義通貨量(M2)が前月比で減少したのは2018年9月以来。ただ、1年前と比較すると10.8%増え、2けた増加率は続いた。
韓国銀行(韓銀)が12日に公開した「通貨および流動性」統計によると、3月のM2は3658兆5000億ウォン(月平均)と、前月比で0.1%(4兆1000億ウォン)減少した。M2とは、いつでも容易に現金化できる金融商品に入っている資金をすべて合わせたものだ。満期2年未満の定期預金・積立金、マネーマーケットファンド(MMF)、譲渡性預金(CD)などを含む。