韓国料理文化を世界に発信した料理研究家・韓晶恵さん死去
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.11 11:01
韓国料理文化を世界に発信することに貢献した料理研究科で韓晶恵(ハン・ジョンへ)料理学校の韓晶恵元校長が9日、老患で亡くなった。91歳。
故人は1931年咸鏡南道北青(ハムギョンナムド・ブクチョン)で生まれ、師範学校を卒業して小学校教師として勤めていたが、戦争後38度線を越えて渡韓した。23歳で結婚して第1子を出産した後に法律家を志望していたが、32歳に末っ子を産んだ後料理に進路の舵を切った。78年中央日報とのインタビューで「いつも心の片隅に勉強を続けられなかった残念な気持ちが残っていた」と明らかにした。
1967年、4人兄弟姉妹と夫を置いて渡日して江上料理学院などを卒業した。1年後帰国して韓晶恵料理学院(後ほど韓晶恵料理学校に名称変更)を開いた。1980年から10年間韓国観光公社の委嘱で韓国の食生活を世界に発信する文化使節として活動した。