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【コラム】文在寅防弾法、その美しい「呪いのウサギ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.05 14:14
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「呪いに使われるものであるほど美しく作らなくてはならない」

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が検察だけでなくほぼ全国民的な反発にもかかわらず「ゴムひも会議」というトリックまで動員しながら任期最後の国務会議でついに本人とその取り巻きたちを守る不純な検捜完剥(検察捜査権完全剥奪)法案を議決・公布した。関連ニュースを伝え聞くと同時に上記の文章が脳裏に浮かんだ。今月末に発表される今年のブッカー賞国際部門の最終候補に入ったチョン・ボラ作家の短編集『呪いのウサギ』(2017)の表題作『呪いのウサギ』の最初の一文だが、呪いの恐ろしい作動原理を込めた言葉のようで、読んでいる間ずっと頭の中を回っていた奇妙な記憶がある。

近くに置くのが怖いほど醜いものはよくなく、常にそばに抱えていたいほど美しいものでなければならない。そうしてこそ呪いが通じる。別の見方をすれば至極当然の話ではあるが、だからこそ余計に怖い。美しく見えるものが目に見えるのと同じように本当に美しいのではなく、自分が知らない間に自分を破滅に導く呪いの道具かもしれないという言葉だから。そのような脈絡で、露骨な「文在寅政府防弾法」の検捜完剥こそ、まさにそのような呪いがかけられた法案ではないかという気がした。今この時点では、文大統領とその取り巻きたちの目にはあまりにも美しく映り、取り憑かれるようにあらゆる不法とトリックも辞さず、なんとかして一瞬のうちに通過させたものの、後日後悔する日が来ないとも限らない。

いや、すでにそのような兆しを感知することができる。40%を行ったり来たりする退任時点の支持率だけをみれば、韓国歴史上最も人気がある大統領で、監獄で帰結された歴代大統領とは違い、退任後は同政権の不法・不正捜査そのものを遮断し、本人の安全を守ることができる強固な検捜完剥まで完了させたというのに、何を唐突なことを言うのかとお思いだろうが、必ずしもそうではない。文大統領は国務会議時間を遅らせるトリックまで使って共に民主党の立法暴走に大胆に加担することによって、検捜完剥の単なる受恵者ではなく検捜完剥の積極的な企画者〔国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表〕という世間の疑惑を確信に変えた。憲法違反の素地と手続き的な瑕疵はさておき、法の他には特に頼るところがない児童や障がい者などの弱者と無力な庶民だけが被害を受けることになる可能性が濃厚なのに、「李在明(イ・ジェミョン)・文在寅を守る方法」〔民主党の安敏錫(アン・ミンソク)議員フェイスブック〕をついに自分の手でサインしたからだ。国の根幹を守ってきた司法システムが崩れようが、国民の目から血の涙が出ようが、ひたすら自分とその取り巻きたちの安全だけを守ろうとする“無理手”を置くような、一度も経験したことのない大統領の姿を国民全員がしっかりと目撃した。過去5年間、改革という耳障りのよい言葉で包装して隠してきた不純な意図はそのようにして看破された。

憤る国民は物ともせず、今この場は大統領本人をはじめ不法と不正捜査を受けているこの政権の人々は全員、快哉を叫ぶかもしれない。大統領の友人の当選のために青瓦台(チョンワデ、大統領府)が不法に選挙に介入した蔚山(ウルサン)市長事件、脱原発という理念的ドグマに陥った大統領の一言で広がった月城原発経済性操作、政界の実力者の名前が芋づる式に出てきたのにうやむやになったライム・Optimus事件、ここにいつのまにかどこかへ葬られてしまった大庄洞(テジャンドン)事件まで。文在寅青瓦台と民主党が協業して編み出した検捜完剥勝利で大型の政権不正がすべて検察捜査の刃を避けることになったと安心しているかもしれない。

果たして思い通りになるだろうか。過去の様子からみて、いつも検察より権力の前に素早くひれ伏していた警察が今回だけは検捜完剥の立案者の狙い通り動くだろうと信じるのはあまりにも純真な発想ではないかと思う。警察が首を締めてくるようになれば、その時はまた巨大議席を武器に警捜完剥(警察捜査権完全剥奪)を叫ぶつもりだろうか。そのようにしたところで効果はない。我々はどのような民族か。今は、かつて経験したことのないあまりにも厚かましい姿に虚を突かれてしばらく魂が抜けているが、罪を犯しても罰を受けないという権力者を断罪する方法をなんとかして見つけ出すだろう。

また小説の話に戻って(※ネタバレあり)『呪いのウサギ』では、自分の利益を追い求めるあまり、これといった欠点もなかった他人の家庭をめちゃくちゃにした「社長」は最初は何の罰も受けないように見えた。真っ先に倒れたのは呪いが宿ったものとは知らずにウサギの電灯を大切にしていた物心つかない社長の「孫」だった。その後は死んだ自分の息子(孫)がそうしたように、このウサギの電灯に執着して触れるだけでも骨が折れる苦痛の末に死んだ社長の「息子」だった。直接的な呪いにかからなかった「社長」もついぞ呪いを避けることができなかった--。

今年9月の法施行で多くの被害者を量産した後で結局これと似たようなことが起きるのではないだろうか。誰があどけなく呪物に手をつけた「孫」になるのか、その呪いを受け継いで死んだ「息子」になるのか、結局皆を破滅へと導いた「社長」になるのかは、あえて明らかにしなくてもすべて分かっている。

アン・ヘリ/論説委員



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    2022.05.05 14:14
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    韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月3日、最後となる国務会議を開いた。通常は午前10時に始めるが検捜完剥通過のために2度も時間を変更したあげく午後2時から始まり、意向通り関連法は議決公布された。[写真 青瓦台写真記者団]
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