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【コラム】ウクライナ戦争の本当の戦線

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.05 11:42
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今年に入ってこの紙面を通じてウクライナ情勢を3回扱った。『プーチンが書き直す『大ロシア』の記憶』(1月20日) 、『辺境の国、ウクライナ』(2月24日)、『戦争が終わるための条件』(3月31日)だ。3つ目のコラムでは、希望が見える5回目の交渉結果にもかかわらず「プーチンの戦争は容易に終わりそうではない」と書いた。当時の戦況がロシアが開戦当時に目標としたものに全く及んでいなかったうえ、プーチンとしてはいかなる軍事的代価を払ってもウクライナに知らしめる「新しい秩序」があったからだ。

あれから5週間、プーチンが目標にしたその秩序はさらに乱れている。ロシア軍はウクライナの首都キーウ(キエフ)付近から無気力に撤退したのに続き、東部ドンバス戦線でも力を発揮できずにいる。半面、西側から支援されたミサイル・タンクなど先端武器のためウクライナは戦争を繰り返すほど強くなっている。ロシアの北側の国境では中立国のフィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)加盟を急いでいる。何よりも米国が主導する対ロシア制裁はさらにきめ細かく、さらに強力にロシアを包囲している。プーチンは9日の戦勝記念日にも戦争を終えられない可能性が高い。今はもうロシアが終えないからでなく、西側が結末を見る計画であるからだ。プーチン政権を対象にした「本当の戦い」でだ。

 
「ウクライナを支援する費用は少なくないが、ロシアの攻撃に屈服するのはさらに大きな損失になる」。バイデン米大統領が先月28日、330億ドルのウクライナ支援予算を議会に要請しながら述べた言葉だ。そしてこう付け加えた。「ウクライナとロシアの戦争は民主主義と独裁政権の間の最前線だ」。他の西側指導者も一貫したメッセージを出している。「戦争が終わるまで共にすることを約束する」(ペロシ米下院議長)、「ウクライナの勝利は我々全員にとって戦略的義務」(トラス英外相)だ。もう西側の目標はウクライナの勝利であり、戦争はより本質的な戦いの一部にすぎないということだ。

米国のエネルギー価格が暴騰し、フランスが物価不安でふらつくが、西側は制裁の逆風を覚悟してもこの戦線から退かないことを決心したようだ。最近、私的な席で会ったクルックス駐韓英国大使はこのように一喝した。「今回の戦争は自由・人権・法治・民主主義などの価値を守ろうとする人たちとそうでない人たちの間の戦いだ。この価値を守るためにもプーチンの侵攻は失敗に終わらなければいけない」。戦争が長期化するほど、この価値の連帯に誰がどう共にするかが鮮明になるだろう。「価値の秩序」をめぐる力比べだ。ウクライナ戦争の本当の戦線はドンバスにあるのではない。

カン・ヘラン/国際チーム長

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