韓国「渓谷殺人」の被告女性が起訴、殺人罪適用…被告は検事非難する記者会見も企てていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.05 08:13
韓国「渓谷殺人事件」で夫を殺害した疑いがもたれているイ・ウンヘ被告(31・拘束)とイ被告を助けたとされているチョ・ヒョンス被告(30・拘束)が逃避中も捜査検事を非難する記者会見文を準備するなど緻密な準備を進めていたことが明らかになった。仁川(インチョン)地検刑事2部(キム・チャンス部長検事)は4日、殺人・殺人未遂・保険詐欺防止特別法違反未遂容疑で2人を拘束起訴し、イ被告らの手口を一部公開した。イ被告の起訴は2019年6月30日、京畿道加平(キョンギド・カピョン)のヨンソ渓谷で夫のユン氏(当時39歳)が亡くなって2年11カ月ぶりだ。
検察はイ被告らが泳げないユンさんに4メートルの高さの岩から3メートルの深さの渓谷の水の中に救助装備なく飛び込ませて殺害したと判断した。検察関係者は「渓谷に落ちた被害者を助けないことによって(不作為)殺人を犯したのではなく、計画的に水の中に落として死なせた(作為)殺人行為と判断した。この場合、さらに重い処理を受けることになる」と説明した。