PSY新曲MVにBTSのSUGA登場…頬を殴られる場面の意味は『江南スタイル』との決別
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.03 14:47
先月29日に公開された歌手PSY(サイ)の9thオリジナルアルバム『サダ9』のタイトル曲『That That』のミュージックビデオ(MV)ではBTS(防弾少年団)のSUGAが空色のタキシードを着たPSYの頬を殴り(実際には身体には触れていない)、これによってPSYは口から血を流すシーンがある。PSYは2日、APとのインタビューで、この場面が「『江南(カンナム)スタイル』との決別を意味する」と明らかにした。
10年前、一世を風靡した『江南スタイル』にしばらく酔っていたが、今は克服したということだ。空色のタキシードはPSYが『江南スタイル』のMVで着ていた服だ。PSYは「新しい衣装を着た私とSUGAが過去のPSYを葬るというテーマがある」と説明した。SUGAは今回のタイトル曲をPSYと共同製作してフィーチャリングにも参加した。
『江南スタイル』はユーモアあふれる「馬ダンス」とノリの良いメロディーで全世界で親しまれてグローバルシンドロームを巻き起こした。YouTubeに掲載されたこの歌のMVはまだ多くの人々が閲覧していて、現在の累積再生回数は44億回を超えた。世界の舞台にK-POPの存在感を知らせた重要な事例に挙げられる。PSY現象に力を得て、米国音楽専門メディアBillboard(ビルボード)は2013年3月からHOT100チャートの調査にYouTube再生回数を反映している。PSY以前は放送回数やストリーミング、音源ダウンロードなどだけが合算、反映されていた。