韓国仁川国際空港社長「韓日中では仁川空港の再開ペースが最も速い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.25 16:01
「確実に回復に向かっている。正常化に向けて速度を出す」。仁川(インチョン)国際空港公社の金景旭(キム・ギョンウク)社長が25日、空港庁舎で開いた記者懇談会でこのように述べた。仁川空港公社は運営率を今年末までに100%に引き上げる空港運営正常化3段階対策を用意し、年内の空港運営正常化に取り組む計画だ。金社長は「段階的な空港運営正常化を支障なく履行する計画」と話した。
仁川空港公社は旅客の需要に合わせた弾力的な運営拡大を通じて、主要施設の運営率を第1段階50%、第2段階60-70%、第3段階100%に拡大する予定だ。仁川空港公社は正常化段階に合わせて運営する出国場と入国場を拡大していく。空港内の商業施設も事業者と協議しながら段階的に拡大する。バス運送事業者や地方自治体と協議し、路線バスも拡大していく計画だ。3回にわたり流札となった仁川空港内の免税店事業権は下半期ごろ入札を行う。
旅客の需要が7月から本格的に回復する場合、今年末までの空港利用客は2400万人に達すると仁川空港公社は推算している。仁川空港は空港の一日の旅客の需要が7月には新型コロナ流行前の2019年比で40%水準に、11月には70%以上にまで回復すると予想している。仁川空港の国際線旅客実績は2019年に7058万人となったが、2020年にはコロナ拡大で1196万人に減少した。昨年の国際線旅客実績は2019年比で95%減少し、319万人にすぎなかった。