【社説】民主労総の暴走を防げなければ韓国経済の未来もない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.21 12:06
民主労組(全国民主労働組合総連盟)に対する国民の忍耐心が限界に達している。「どうか助けてください。現場も、会社もとても苦痛を受けています」。公正取引委員会が民主労総釜山(プサン)建設機械支部に対する制裁に着手したという報道以来、全国であふれた情報提供内容の一部だ。全国の事業場、特に工事現場が民主労総の横暴に被害を受けていることが分かった。企業だけでなく、勤労者も苦痛を味わうのは同じだ。
勤労者の場合、民主労総に加入していない、または労働組合の団体行動に参加しなかったという理由で労組から除名された後、職場から追い出されることが続出している。建設会社は民労総組合員が運転する装備のみ契約することを強要される場合も多い。会社が拒否すれば工事を妨害して建設が見送られることが頻発する。一言でいうと、民主労総の前では世の中は「無法天下」だ。民主労総はコロナ禍の中で繰り返して全国都心を占拠し、2月民労総宅配労組はCJ大韓通運を19日間不法占拠した。